|今週の授業 |

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情報のかたちを考える

無意識の意識

いつもわたしたちが何気なく手にとって見ている雑誌の表紙やDM、お知らせのチラシなど、すべての印刷物はグラフィックデザインが施されています。
そこで行われているデザインとは、グラフィック的な魅力と同時に、どんな年代やどんなことに興味を持っている人かというターゲットを想定し、その対象に向けたメッセージをいかに的確に伝えるかを考えて無意識に判断できるように視覚的な操作です。

その無意識について、グラフィックデザインなどに取り組む場合はさほど意識することがなくても、視覚的に配置したりすることで成り立ちますが、ウェブにおいては多いに意識する必要があります。
なぜなら、グラフィックデザインは人と人との、視覚による情報伝達を円滑にするために施す行為であるのに対し、ウェブデザインは視覚のみならず聴覚や触覚によっても情報にアクセスできるように、まずはじめに情報をコンピュータに理解させるという行為から始まるからです。

情報のかたちを与える

では、情報をコンピュータに理解させるとはどういうことなのでしょうか?
それこそが、まず身につけてほしいといった「情報のかたち」をデザインするということですが、ここで印刷物を例にあげて具体的に考えてゆきましょう。

graphic potentialityのDM
「表示」メニューの「ページのソース」でhtmlの内容を見ることができます

ウェブページ公開の手順

1. htmlファイル、cssファイル、imgファイルを作成する
2. ウェブサーバを準備する
3. FTPクライアントソフトを準備し、サーバ接続の設定をする
4. 公開するファイルをサーバにアップロードする

ウェブサイトをつくる人たち

「ウェブサイト」とは「ウェブページ」という複数のカテゴリを持つ単一のページの集合体のことをさします。
これからみなさんは簡単なウェブサイトをつくることができるようになるために勉強をしていくわけですが、ウェブサイトを構築するためにはどのような専門的要素が必要なのでしょうか?
HTMLやCSS(スタイルシート)などの具体的な学習に入る前に、ウェブサイトができるまでの行程や要素全体像を考えてみましょう。

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